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おこちゃまネトウヨでも議員になれることの実例、行橋市議:小坪慎也氏 — リバタリアニズムの事例研究#2.0

2016.01.13
さて、再起動をきっかけに、「リバタリアニズムの事例研究」シリーズはこちらでやっていくことにして、その第1弾として今回は福岡県行橋市議:小坪慎也氏を採りあげよう。
タイトルに「事例研究#2.0」とあるが、本宅ブログ:『ものすごく易しくてありえないほどくどい政治学入門』 の同シリーズを受けて、便宜上キリ良く「2.0」から始め直すという程度の話であり、また、ある人物に付番したらその後その人物については「#2.1」「#2.2」... というように書き繋げていくことをも含意している。


で、その行橋市議:小坪慎也氏だが、来たる2016年4月10日に控える行橋市議選に当然出馬しようから、それを見越してこのブログでも早めに対抗手を打っておきたいと思うのだ。
言わずもがなの繰り返しの自慢になるが、
佐賀県武雄市 前市長、佐賀県知事選落選者:樋渡啓祐氏
熊本県人吉市 元市議、現市長:松岡隼人氏
千葉県我孫子市 元市議、千葉県 現県議:水野ゆうき氏
の例を見てもらえれば判るとおり、私が標的として「マーク」した地方議員や首長が、自由主義の徒であったり、住民の幸福や生活や自由や権利のことを考えている政治家であったりすることなどけっしてない。
私のマークが正しいか間違っているかは、まあ、読むあなたの判断を俟つことにはなるが、私が事実に反する虚偽や誹謗中傷を使わない言説者であることくらいは過去エントリ(『ものすごく易しくて』のほうの)を読んでもらえれば明らかだろう。


「ネトウヨ」であるかどうか、というのは、実は証明可能なことでも反証可能なことでもない。
ネトウヨであるかどうかを、生物学的/医学的検査や「知能テスト」のようなものや教理問答のようなものやフォークト=カンプフ感情移入度測定法のようなもので客観的に判別することはできないからだ。
であれば、小坪慎也氏はたとえば私のこのブログなりツイッター・アカウントなりに「自分はネトウヨではなく、まともな市議である」と抗弁してくることも可能であるし、私は私で「この人は単なるネトウヨ、そしてネトウヨには市民の代表者たる市議は務まらない」と主張することも可能であるし、これを読むあなたはあなたで「こいつは確かにネトウヨだな、こいつに投票するのはやめとこう」「こいつがネトウヨかどうかはよう分からん、が、投票してはならない人間だということは分かる」「このdemosthenesZとかいうやつは信用できんな、だから逆に小坪慎也候補に投票しよう」と考えるのも可能で自由である。
言い忘れていたが、私はここで、「福岡県行橋市の有権者であるあなた」を主たる呼びかけ相手と想定して物を言っている。
先頃、人吉市長:松岡隼人氏が公約を覆して人吉氏の有権者たちの期待なり信頼なりを裏切っても安泰・知らんぷり・平気の平左であることを鑑みれば、市議(また区町村議/都道府県議)候補や首長候補の嘘っぱちやトンデモ性を予め読み調べて投票行為に反映させるのが、「悪政」の予防にどれだけ効果的なことかは自ずと知れるだろう。
あなたの税金でメシを食っている市議が、あなたのこともあなたの家族親類友人知人のことも知らぬ存ぜぬカンケーないねとばかりに、自身にとってのみ価値ある「ネトウヨ活動」に日々精を出しているとしたら、さらにはそのせいであなたの住む市の議会や行政に滞りが出て具体的な損をあなたにもたらしているとしたら、あなたはそれを黙って甘受して容赦してあげるのだろうか?
あなたが何にも読まず調べずでまたまた2016年4月にも小坪慎也候補を市議に当選させるようであれば、氏はまた4年の間、他人のカネでメシを食い悠々自適でネトウヨ遊び・国士ごっこを続けるだけだろう。


と、フェア・プレイ精神からたっぷりとリード・まえせつを打った上で、
・小坪慎也氏はどのようにネトウヨなのか
・なぜネトウヨを市議にしたりしてはならないか
を、ある1点の論点/観点から語ってみよう。


小坪慎也氏自身のブログは有害で無価値な、嘲笑い唾棄すべきものであるため、私はけっしてそこにリンクを張らないが、小坪氏が普段どういうトンデモ言説を物しているかは、たとえばscopedog氏の以下のブログ記事を読めばよく分かる —

「日本国籍の方であれ、外国籍の方であれ...制度上の扶養親族の要件に該当するということであれば、同一の取扱いとなっている」のに在日特権とか抜かす市議 —『誰かの妄想・はてな版』

これは、日本中のまともな大人なら関心がなくとも損得がいっさい絡まなくともどこかで瞥見してハナで嗤ってとっくの昔に打ち捨てている存在しもしない「在日特権」とやらを、未だに必死に主張し続けている福岡県行橋市の歴とした市議会議員である筈の小坪慎也氏という人物が、その市議会で礼儀正しくも徹底的にたしなめられ、優しくも完膚なきまでに論破されたことの簡潔なルポである。

税法に疎い人のために敢えて簡略化して素早く説明しておけば、扶養控除というのは、たとえば
あなたの世帯が夫・妻・子の3人世帯であなたが唯一の働き手なら
あなたが妻(または夫)と子を「扶養」しているのを鑑み
1人につき38万・合計76万の扶養控除額を、あなたの収入から控えて除き
残りを「所得(余裕/儲け)」として数え、それにのみ税率を掛けて
あなたが払うべき税額としますよ
ということである。
独り暮らしのあなたが月15万x12ヶ月で年180万円で生きるのと
同じく年180万円で妻(または夫)と子を養い生きていくのと
どちらが大変か、と考えれば専門的な勉強をせずとも分かる話。
「生きていくための必要経費」「人間らしく生きるための最低限の必要経費」への控除と考えてみればいい。

ところがこの、日本国は九州の、福岡県行橋市という市の、歴とした市議会議員であるの小坪慎也氏は、大意で次のように主張しているのだ —
日本人は扶養控除を0人ないし1人分しか認められず、在日外国人には架空の非実在の家族5人10人分の扶養控除が無条件に認められる。これは日本国の税法による日本人差別、日本人イジメだ
— と!

scopedog氏の当該エントリ中の、行橋市市役所の市民部長の議会での答弁から引用しよう —
「全員が税法上の扶養親族の要件に該当するものであれば」
「日本国籍の方であれ、外国籍の方であれ、また、その方が国外に居住している場合であっても、制度上の扶養親族の要件に該当するということであれば、同一の取扱いとなっている」

また、scopedog氏による(本来なら不要な筈の)注釈も —
「控除対象の扶養親族がいれば税金が控除され、いなければ控除されない、というだけの話」
「控除対象扶養親族が1人(配偶者控除のみ)の世帯に比べて、控除対象親族が5人いる世帯の方が税金や保育料で優遇されている、という至極当然の内容」
「実際に扶養しているのなら、控除されて当然の内容」
「これを特権だと主張するのなら、外国人の場合だけ扶養の実態がないにもかかわらず扶養と認められていなければなりませんが、小坪氏はそれを証明できていません」


よくよく考えてみてほしい。
それでも足りなければ、よくよく、よくよく考えてみてほしい。
これを読むあなたが日本人であれ、外国人であれ、在日外国人であれ、「私には5人の子が外国にいて、その全員を扶養していますが、そのことは証明できませんし、する気もありません。で! 根拠もなく私に5人分の扶養控除を認め、税金を0円にしてください」と主張したとする。
どうして日本国が、日本国の税法が、税務署が、市区町村役所が「はいはい分かりましたよ、あなたの税金は証明不要で0円!」などと甘く甘〜く出てくれるのだろう?
中学生程度の読解力・論理的思考力さえあれば、日本全国でも数十人発見できるか否かというそんな脱法者・虚偽申告工作者を想定・妄想するよりは小坪慎也氏の頭脳を疑うほうがリーズナブルだと判るだろう。


よくよく、よくよく考えてみてほしい。
よくよくよくよく、よくよくよくよく考えてみてほしい。
殊に、日本国は九州の、福岡県行橋市という市の住民/有権者であるあなたは。
殊に、2012年4月15日の前回の行橋市議選で、当時33才の小坪慎也氏に投票し当選させた1372人の内の1人であるあなたは。
来たる2016年4月10日に投開票を控える今度の行橋市議選で、小坪慎也氏を落選させる責任を負っているのは、誰よりもまず、そういうあなたなのだ。









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第一にリバタリアン。
次に、順不同でリベラリスト、コミュニタリアン。
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Twitterでも@demosthenesZ

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