ゆっくりと、楽しみながら、妥当な「自由で幸福な社会」へのヴィジョンを探るブログ
2016.07.04
前回エントリの終りでは「『何がフジノをそこまで追いつめたか』については、また次回以降にみっちり続けよう」と軽く予告を打っていたが、2016年7月10日の参院選も近いことから、横須賀市議:藤野英明氏 @ycc_hf の最近の「リベラルな活動」をあげつらっておこう。
その前にちょっとだけ、藤野市議が自分で自分を追いつめることになった「独りよがりっぷり」「逆上ぶり」を軽く紹介しておくならば —

横須賀市議に賠償命令 ツイッターで名誉毀損 地裁支部判決 | カナロコ 神奈川新聞ニュース
また
『震災の記憶が風化しているという自身の発言に対する一般人からの諫言に「うるさい」と一言で返した藤野英明 横須賀市議への評価の纏め♪』
『沸点が低いと一般人に言われた、藤野英明・横須賀市議( @FujinoHideaki )の沸騰点の纏め』
(いずれもTogetterまとめ。私個人のリンク規範により、「低質」なためリンクは省く。任検索)

— あたりを紹介しておけば充分だろう。
「@FujinoHideaki」は藤野市議の前身アカウントであり、数々の「炎上」により破棄されたことが容易に想像できる。
現在の「@ycc_hf」を遥かに上回って「政治家である自分と一般人に過ぎないあなた」「正義と善の政治家である自分とそうでない政治家たち」意識が芬々としており、藤野氏自身が批判する横須賀市長:吉田雄人氏や、言わずと知れた「佐賀の樋渡啓祐氏」と変わるところのない政治屋であることが見てとれる。
殊に樋渡氏の場合でもおなじみの名誉毀損裁判では、横須賀市内の一般市民である当時64才の女性に対し、市議としてのツイッター・アカウントにおいて「頭のおかしい60代の女性」「いつもの偏執狂の人」と揶揄しているのだから何をか言わんや。
「若く、鋭く、善良な意識を持つ、新しき政治家であるボクチン」があらゆる「旧弊な勢力」に敵対されている、という実に自称改革派らしい態度であろう。


さて。
「若く、鋭く、善良な意識を持つ、新しき政治家であるボクチン・アタシ」が、今回の参院選では安倍自民対抗勢力から涌きに涌いている。
畢竟、「ぼく、悪い政治家じゃないよ」の1点が彼らが主張することの全てであり、悪い政治家でないのだから善い政治家であり、投票を受け当選すべき政治家である、とのことらしい。
本宅ブログのエントリ:チンピラの援けも援けは援け、とばかりに手を組む自民党と変わらぬ人々でも採りあげたように
・安倍自民よりはカルト宗教による救済ファシズムを
・安倍自民よりはアーティストによる高尚感性ファシズムを
・安倍自民よりはミュージシャンによる熱狂娯楽ファシズムを
というのが、自民党のトンデモ強権ファシズムに対抗するための唯一の手段とのことらしく、たとえば石川県なら柴田未来候補に、たとえば東京都なら増山麗奈候補か三宅洋平候補に投票し当選させることができれば、宗教やアートやミュージックによって、日本の政治の問題は自動的に狂熱や興奮や善意のうちに解決するらしい。


随分と景気のいい対抗トンデモ論だが、当然のごとくこれが、熱狂と若さと旧弊への燃えたぎる怒りで名高き神奈川県横須賀市議:藤野英明氏の熱き魂に火を点けた。
「選挙ジョッキー」という名の選挙ゴロ:「めがねおう」こと座間宮ガレイ氏と、地震兵器陰謀論・EM菌&ホメオパシー推奨・ユダヤ陰謀論・一億万耕論etc...というトンデモの総本舗:三宅洋平氏と、「ボクチンは善意の人なのでちゅぅっ!」型政治家の代表格:藤野英明氏による無敵のタッグのできあがりである。
さすがにその大量の「三宅洋平熱烈応援」ツイートとリツイートの数々を、逐一ここで挙げることこそ無駄ではあるが(また、さすがに市議たる者がそうしたツイート・リツイートを後に削除するとも思えないため、「証拠」はあなたがいつでも遡って観れるが)、2016年6月22日前後から狂熱的に始まる藤野市議の応援ツイートを僅少ながら引用しておこう —

https://twitter.com/ycc_hf/status/746672767701917696
16/06/25
「俺たちをこき使え!」
#三宅洋平
#選挙フェス
#必勝!

https://twitter.com/ycc_hf/status/746675749919174656
16/06/25
【東京都民でなくてもできる三宅洋平くん応援方法!】都民のお知り合いがお一人でもいらしたらぜひチャレンジしてみて下さいね!
(https://twitter.com/nauofficial/status/746652577886986240 の URL/引用ツイートが続く)

https://twitter.com/ycc_hf/status/748545712837656576
16/07/01
政治は法制度を変えるけど、人の心は動かさない。音楽やアートは、人の心を強く揺り動かせる。どちらも不可分。両方の媒介となれるのが三宅洋平くんだと思ってます。
#ハサミウチ
(https://twitter.com/AMATORECORDZ/status/748543921752416256 のURL)

https://twitter.com/ycc_hf/status/748865288347586561
16/07/01
他党へのネガティヴキャンペーンも時間のムダ。こちらへのネガティヴキャンペーンも笑い飛ばせばいい、放っておこう!こちらの足を止めさせるのが相手の狙いなのだから。だから僕たちは今ただ前に向かって進んでいこう!
(https://twitter.com/MIYAKE_YOHEI/status/748858262582206464 のURL)

https://twitter.com/ycc_hf/status/749217112611180544
16/07/02
そんなあなたは太郎さんや洋平くんと同じくらいカッコいいし、革命の同志だし、この国を変えて前に進めていく仲間なのだと誇りに感じています。今日の渋谷の人出は3年前並みのヤバさでしたね。来週はもっとヤバい程の人出になるはず。ラストまで、みんなで乗り切りましょう!みんな、サイコーです!


最後に引用した2つのツイートに、横須賀市議:藤野英明氏と「熱狂による政治」の正体と限界がよく表れている。
氏の謂う「ネガティヴキャンペーン」はけっしてそういうものではない。
「三宅洋平という候補者には、これこれこういう問題点を疑問視する確かな言説が早くから多量に積み重ねられていますよ?それをちゃんと精査するためにも一度立ち止まってみてはいかがですか?」という当然の言説群なのだ。
あの佐賀県の、武雄市の、前武雄市長/佐賀県知事選落選者:樋渡啓祐氏と武雄市・佐賀県行政にもそうした根気強い言説群が寄せられていたのではなかったか?
それを「ネガティヴキャンペーン」の一言で済ませ、妥当な批判に向き合おうとしないのは、もちろん後ろ暗いファシスト指向がそこにあるからだ。
また、最後のツイートには、「ボクたちを支援する人たちだけが『カッコいい』『革命の同志』であって、『サイコー』です。それ以外のしかつめらしい、昔から政治に関心を持っていた人々なんて放っときましょう。彼らは精神が老いており、ボクたちのカッコいい革命が理解できないのですから」という独善と、未・政治意識者&非・政治意識者を笑顔と熱狂で取り込もうという大衆蔑視のポピュリズムが満ちている。
彼らには、一時の遅ればせの熱狂による「ヤバい程の人出」=票数だけが大事なのであり、したがって自分たちを支持するひとりひとり個人個人の独自の意志や個性などはどうでもいいのだろう。
ヒトを頭数とみなし、モノとみなし、チカラの源泉となる個性なき塊とみなす — 安倍自民とどこが異なるというのだろうか?


いつものように、全てはいつだってあなたに懸かっている。
この場合の「あなた」はとりわけ、神奈川県横須賀市の住民/有権者であるあなた、藤野英明氏の市議としての存命にかかわるあなただ。
2015年4月26日投開票だった横須賀市議選から4年、次は2019年4月に市議選が待つ。
市長や県議や県知事や衆議・参議に立つことがなければ、あなたの根気ある懐疑心と情報収集と発信が藤野氏の当落に物を言うことになるのだ。









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